受診前の準備
頭痛外来初診の診察について
頭痛外来を初めて受診する方のおおよその流れは下記の様になります
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受付
保険証・お薬手帳・紹介状・CD-R等のデータなどお持ちの方は受付時に出してください
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問診票の記入
頭痛、ストレス問診票の記入
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医師診察
問診と神経学的診察
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検査
尿検査、血液検査、心電図検査
検査の順番や組み合わせは状況により変わることがあります
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医師診察
検尿、心電図と治療計画の説明
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処方箋・会計
現金のみになります。初診の方で3割負担の場合、1万円ちょっとになります
※頭痛外来初診の方は、診察及び検査に約1時間から1時間半程度必要です。
受診時に必要なもの
保険証
健康保険証またはマイナンバーカードのコピーは無効です。またお忘れの場合は、自費診療となります。
老人医療証、高齢受給者証、生活保護医療券など
助成を受けられる方は必ずそれぞれの医療証などをお持ち下さい。
マイナンバーカードをお持ちの場合も、念のため、健康保険証も一緒にお持ち下さったほうが安心です
紹介状
紹介状はなくても構いません。
かかりつけの先生に書いていただけるようなら書いてもらう方がbetterです。
CT、MRI、レントゲンフィルム(CD)
撮影されていましたら、できるだけCDまたはフィルムを初診時に借りてきてください。
なお、CDまたはフィルムをお持ちいただいても、撮影が古かったり、撮影後に症状が変化しているなどの場合は当院で撮影し直す場合もあります。
血液検査などの検査データ
できる限り、お持ち下さい。
なくても、当院で検査できますのでご安心下さい。
頭痛で受診する前の準備
医師に伝えるポイント - どのようなことをお医者さんに伝えたらよいのでしょうか
頭痛の診断は問診で決まるといっても過言ではありません。したがって、正確な診断には患者さんが自分自身の頭痛について正確に伝えることが不可欠です。
必要な内容は下記の様な情報です。
- 頭痛はいつ、どのように起きたか
- 痛みの持続時間
- 頻度
- どこが痛むか
- どのように痛むか(ずっきんずっきんとした痛みか、締め付けられるような痛みかなど)
- どれくらい強い痛みか(寝込むか否か)
- 頭痛のほかに症状があるか(吐き気や呕吐、前兆、しびれ感、ものが2重に見える、手足に力が入らないなど)
- 頭痛を悪化させるもの、軽くするもの
- 生活への支障度
- 薬の効果
- なぜいま受診したか
※2種類以上の頭痛のある人はそれぞれについて伝えてください。
なお、頭痛が起きたときにこれらの内容を記録しておき、受診するときにそれを持参すれば話を伝えやすいでしょう。
つまり、受診は落ち着いて話の出来る、痛みがないときが良いのです。
書き方の一例
当院外来窓口にも症状整理記入用紙をご用意しております
頭痛の記録
頭痛の記録をつけるメリット、つけ方など
- 記録をつけることで、記憶だけではわからなかったことや自分でも気づいていなかったことなどわかることがあります
- 片頭痛だけだと思っていたのが他のタイプの頭痛を合併していたということもわかります
- 薬を飲んだときの効果も確認できます
- 記録は自分の頭痛を理解する資料になり、内容を医師と一緒に確認することで、服薬のタイミングや生活習慣の改善方法などを理解するのに役立ちます
- 当院では、「頭痛日記」を用意していますが、記録しておくのは、カレンダー、メモ、手帳など何でもかまいませんので、頭痛の起こった時間、持続時間、痛みの状態(いつもと同じか否か)、痛みの強さ(寝込むくらいなど)吐き気などの有無、薬を飲んだら時刻と薬の名前とその後の状態、思いあたる誘因など(寝すぎ、生理など)、その他気がついたことを書いておいてください
頭痛の診断や診療に必ず役立てることができます