当院について
院長のご紹介
院長 西田博昭
- 医学博士
- 日本神経学会認定 神経内科専門医・指導医
- 日本頭痛学会認定 頭痛専門医・指導医
- 日本認知症学会認定 認知症専門医・指導医
- 日本内科学会認定 認定内科医
- 日本神経治療学会正会員
- 日本神経心理学会正会員
- 日本高次脳機能障害学会(旧日本失語症学会)正会員
診療科目・専門外来
診療科目
脳神経内科(神経内科)
専門外来
頭痛外来(慢性頭痛外来)
もの忘れ外来(認知症外来)
パーキンソン病外来
レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)外来
その他の外来
神経難病
睡眠時無呼吸
生活習慣病(高血圧症、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、メタボリック症候群など)
慢性期脳卒中(脳梗塞、脳出血など)
脳神経内科疾患の漢方相談
予防接種
AGA:男性型脱毛症:プロペシア療法
《ご注意》
脳神経内科(神経内科)は、心療内科や精神神経科とは全く違う科です。
当院では、心療内科や精神神経科の診療はしていません。
また、小児の診療は行っていません。
外来解説
頭痛外来 (慢性頭痛外来)
慢性頭痛でお困りのあなたへ 頭痛は持病と言ってあきらめないで下さい。
「検査で異常なし」「なんともない頭痛」「ただの頭痛」「鎮痛剤だけ飲んでおけばよい」などと他院で言われた方もあきらめないで下さい 「検査で異常なし」と言われた所から慢性頭痛の治療は始まります。 頭痛がないときでも受診OKです。頭痛のない時こそが受診に最適です。 慢性頭痛診療は脳神経内科が最適と言えましょう。
慢性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、発作性片側頭痛など)の治療は、画一的でない、患者様一人一人にあわせた治療法を選択する必要があります。
(交通事故などの外傷による頭痛は取り扱っていません。外傷による頭痛は脳神経外科などの外科系診療科を受診して下さい。)
(「脳過敏症候群」の診断や治療はしていません)
もの忘れ外来(認知症外来)
アルツハイマー型認知症 アルツハイマー病 脳血管性認知症 レビー小体型認知症 他の認知症など
あなたのまわりで、もの忘れや認知症でお困りの方はいませんか。
早期診断と早期の治療開始で良い状態を出来るだけ長く保ちましょう。
治る認知症症状もありますので、脳神経内科専門医での見極めが大切です。
アルツハイマー型認知症のお薬もあります。
「記憶は失われても、心は残ります」を理解した上で治療は始まります。
一度、当院でご相談下さい。
日頃の様子を知っている方のお付き添いをお願い致します。
ご家族のためのもの忘れ相談(認知症相談)
ご本人が来られなくても、家族の方のみでもご相談可能です。 (但し、家族の方のみでのご相談の場合は健康保険が使えません)
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)
じっとしていると脚がむずむずしてきて困りませんか?
映画館や電車などでじっとしていられない感じがします。
夕方から夜間のほうが症状が強まり動かすと楽になります。
むずむず感で睡眠が妨げられることがあります。
むずむず感以外に火照り感やジンジン感など他の感じの方もおられます。
家族にむずむず脚症候群の方がおられると発症しやすくなります。
むずむず脚症候群の薬物治療も可能です。
パーキンソン病外来
神経変性疾患で一番多い病気です。
手足が震える、動作が緩慢になった、歩きにくい、転びやすくなった等の症状がみられます。
足が悪いのではありません。原因は脳にあります。
MRIやCT検査だけでは診断できません。血液検査でも診断できません。
経験豊かな脳神経内科専門医の診察が極めて重要です。
他院で治療中の方は紹介状をもらってきてください。
脊髄小脳変性症、多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症などの神経難病も脳神経内科が担当しています
リハビリテーション入院が必要な場合は関連病院などにご紹介します。
神経難病
脊髄小脳変性症、多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病などの神経難病は脳神経内科が担当しています。 リハビリテーションや入院はできません。必要な場合は連携病院にご紹介します。
睡眠時無呼吸外来
他人事ではありません。結構多い病気です。 日中の眠気やだるさでお困りの方、 時間は十分に眠ったはずなのに朝起床時にすっきりしない、 朝起床時に頭痛がする、 朝の血圧が高い(早朝高血圧)、 いびきをよくかく、 同居者に睡眠中に息が止まっていることがあると言われたなど、 → 睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。 外来(在宅)で簡単にできる検査も用意しています。 CPAPや在宅酸素療法等の治療もしています。
脳神経内科疾患の漢方治療
西洋薬で治療できない病気や症状でも漢方薬で治療可能なものがあります。
漢方治療は神経疾患にも効果的なことが多くあり、漢方薬も積極的に使っています。
生活習慣病:高血圧症、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、メタボリック症候群など
脳卒中などの原因として大切です。これらの治療もしております。
脳卒中(脳梗塞、脳出血など)
脳の血管の動脈硬化などで起こります。神経症状と危険因子をまとめて治療できる脳神経内科が最適です。
当院は、慢性期の脳卒中(脳梗塞、脳出血)の治療もしております。
(但し、当院は入院設備がありませんので、急性期など入院が必要な場合はお受けできません)
予防接種 (予防接種には健康保険は使えません)
1)肺炎球菌ワクチン(ニュ-モバックスなど)
2017年1月25日のNHKの「ガッテン」でも紹介されたワクチンです 肺炎球菌による肺炎は重症化し、生命に関わることがしばしばあります。 ご高齢の方など、肺炎になりやすい人、免疫力の低下した人にお勧めです。 2009年10月20日より再接種可能になりました。5年目ぐらいでの再接種が適当でしょう ニューモバックスは2014年10月から公費補助制度が始まりました 免疫効果がさらに高いと言われている結合型ワクチンのプレベナー13の任意接種も可能です ニューモバックスとプレベナー13の両方のワクチンを時期をずらして接種することが推奨されています
★公費補助制度:65歳以上の大阪市在住の方は公費補助があり、自己負担が軽減されます
2)インフルエンザワクチン
インフルエンザは予防が大切。
インフルエンザワクチンは期間限定です。接種実施期間はお知らせをご参照ください。
AGA男性型脱毛症・プロペシア/フィナステリド外来 (AGAには健康保険は使えません)
薄毛、脱毛(男性型脱毛症)の方に朗報! 飲んで効く、育毛剤が発売されました。 男性型脱毛症治療薬・「プロペシア」と言います。 安価なジェネリックの選択も可能です。
(注意)プロペシア/フィナステリドにつきましては、薬代だけでなく、診察代、検査代など、関連費用全部が保険が効きません。診察、検査なしでは処方できません。
主要検査機器
心電図
睡眠検査
簡易型終夜睡眠ポリグラフィー
血液検査・尿検査全般
電子カルテ
画像ファイリングシステム
院内案内
外観
待合室
注意事項
院内での携帯電話のご利用はお控えください
院内は禁煙です
主要関連施設
- 済生会中津病院
- 北野病院
- 富永病院
- 愛仁会井上病院
- 大阪回生病院
- 加納総合病院
- 医誠会国際総合病院
- 梅田東画像診断クリニック
- 大阪市立総合医療センター
- 淀川キリスト教病院
- 大阪大学医学部附属病院
- 関西医科大学附属病院
- 大阪市立大学附属病院
- 大阪医科大学附属病院
など、病状やご希望に応じて紹介可能です。紹介状をご希望時はお気軽に声をおかけ下さい。
※開院前は、大阪回生病院・神経内科および頭痛外来を担当しておりました
脳神経内科(神経内科)とはどんな病気を扱う内科でしょう?
脳神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気をみる内科です。体を動かしたり、感じたりする事や、考えたり覚えたりすることが上手にできなくなったときにこのような病気を疑います。
症状としてはしびれやめまい、上手く力がはいらない、歩きにくい、ふらつく、つっぱる、ひきつけ、むせ、しゃべりにくい、ものが二重にみえる、頭痛、かってに手足や体が動いてしまう、ものわすれ、意識障害などたくさんあります。
まず、全身をみれる脳神経内科でどこの病気であるかを見極めることが大切です。その上で骨や関節の病気がしびれや麻痺の原因なら整形外科に、手術などが必要なときは脳神経外科に、精神的なものは精神科にご紹介します。
また、感じることの中には見たり聞いたりする能力も含まれますが、眼科や耳鼻科の病気の場合もあります。どの診療科に受診するのが一番ふさわしいかは、おかかりになる病院に前もって問い合わせるとよろしいでしょう。
脳神経内科の主な症状
- 頭の痛み
- ものわすれ
- しびれ
- めまい
- むせ
- 意識障害
- かってに手足が動いてしまう 、ふるえ(不随運動)
- うまく力がはいらない(脱力)
- 歩きにくい、ふらつき、つっぱり
- しゃべりにくい、ろれつがまわらない
- ひきつけ、けいれん
- ものが二重にみえる(複視)
脳神経内科の主な病気
- 頭痛
- 脳卒中
- てんかん
- ミオパチー
- 神経炎
- パーキンソン病
- 神経難病
- 筋萎縮性側索硬化症
- 多発性硬化症
- 脊髄小脳変性症
- 多系統萎縮症など
脳神経内科と他の科はどのように違うのでしょうか
よく脳神経内科はわかりにくいといわれます。科の名称が紛らわしいためと思いますが、特に間違えられやすいのが精神科、精神神経科、神経科、心療内科などです。これらの科は精神科の仲間で、おもに気分の変化(うつ病や躁病)、精神的な問題を扱う科です。
また、心療内科は精神的な問題がもとで体に異常をきたしたような病気を扱う科で、もともと内科のトレーニングを受けた先生が多いのですが、一部精神科の先生方も心療内科として診療を行っています。
脳神経内科はこれらの科と異なり、精神的な問題からではなく、脳や脊髄、神経、筋肉に病気があり、体が不自由になる病気を扱います。まず、脳神経内科でどのような病気か診断し、手術が必要な病気の場合は脳神経外科にご紹介します。
脳神経外科は外科ですので、基本的に手術などが必要な病気を扱います。脳腫瘍や脳動脈瘤などが脳神経外科でみる代表的な疾患です。
精神科の病気のほとんどが実際に病気の患者さまの脳を拝見しても異常を見つけられないのに対し、脳神経内科で扱う病気は脳をみるとなにかしら病気の証拠をみつけることができます。
但し、中には精神科と脳神経内科どちらでも見る病気もあり、認知症やてんかんなどはその代表的なものです。最近は認知症も原因がわかりつつあり、脳の変化もよくわかってきています。
このようにいろいろな科が関係することもありますが、まずは全身をみられる脳神経内科にかかっていただき、必要であれば他の科に紹介していただくのが望ましいと思います。